運動会なのに台風!!こんにちは、サンギです。
5年ぶりにカメラを買いました。
今時カメラを買う?
カメラはデジカメの登場と共に家電化し、「新しいもの=性能がいいもの」という考え方は、ほぼ間違いない、ファクトになっていると思います。
そしてiPhoneの登場と共に写真(とビデオ)を撮ることしかできないカメラを所有する事の価値は大幅に減少しているとも感じます。
しかし、一部の人には高性能なカメラの価値はむしろ爆上がりです。
この一部の人とは
クリエイターたち。
SNSには綺麗な画像・映像が溢れ、劇的なレベル向上が行われました。他に埋もれないコンテンツ制作のためには高性能機材は必須。
そして!
幼稚園〜小学生の子供の親たち。
そう。運動会なんです。幼稚園年少の長男の初めての運動会!
スポーツ写真記者なのか?という機材を両手に親たちは集まり
頑張る自分の子供の姿を少しでも鮮やかに、ブレなく、高いダイナミックレンジで残そうと必死なのです!
しかし、今我が家のカメラはRX-100M4(換算画角24-70)のみ。
というわけで、カメラを新調しました。
機種はソニーのフルサイズミラーレス、α7II。
なんと、2014年に発売されたモダンクラシックな機種です。
この機種を選んだ理由
- 2014年当時、a7を使っていたが、90%満足していた(残りの10%はおまけに)
- 出産を機に、「家族みんなで使えるカメラを」と思って導入したRX-100M4もなかなか良い仕事をしてくれているので、ソニーのカメラに対して信頼がある
- a7の写真を今振り替えてみても、現行iPhoneなどとは別次元の写真が撮れている
- a7にはなかった手振れ補正がついている
- a7RIVが発売され価格がさらに安くなった
- a7に比べて綺麗な中古が豊富
などがあります。
<a7, 24-70 F4。今の基準で見てもやっぱり美しい写真が撮れていた>
予算が無限にあれば、そりゃー新しいa7RIVが欲しいですが、
キャンプ道具やらケイマンのオイル交換やらで散財しているパパにそんな余裕はありません。
幼稚園の運動会向けに今回購入したレンズ
Sony Fe 24-240mm F3.5-6.3 OSS
驚きの10倍ズーム、いわゆるスーパーズームレンズです。
このような高倍率のズームは独身の時の自分としてはまったく検討対象にならないものですが、私はパパになったのです。
最初は(前も使っていた)Vario-Tessar 24-70 F4とSonnar 35mm 2.8を購入し、
あまり使わないであろう望遠はレンタルでカバーしようと思っていました。
しかし、カメラとエアガンを愛する親友(先輩パパ)に聞くと、「レンタル望遠だとレンズ交換が紛らわしく、諦めるショットが多くなる。カメラが一台なら高倍率がジャスティス」という的確なアドバイスが。
100%納得し、即24-240に決定。
パパにとって、周辺部の描写力低下とか、関係ないんです。子供が可愛い仕草を見せた瞬間が撮れてるかどうか。これで全ては決まるのです。
もう一つ、自分の趣味用として単焦点も購入しました。
Sony Fe 50mm F1.8
今まで一眼レフやミラーレスを持っていて50mmをもっていなかったことはありませんでしたし、
当然良い性能が安価に手に入るものと思っていました。
しかし、このレンズは50mm 1.8としては珍しく、まぁー評判が悪い悪い。
フォーカスが遅いとか、うるさいとか。
でもこれもパパには関係ないんです。
ブログ用の写真とか、車の写真、キャンプ道後とかを時々のんびり楽しむためのもの。
これくらいがちょうどいいんです。(もちろん余裕があればPlanar 50mm 1.4とか…そういえばD800と使っていたZF Planar 50 1.4は感動的だったな…ふぅ…)
まだまだ本格的な撮影はしていませんが、今のところ大満足の絵を作ってくれています。
リュックの中で転がったり、子供に落とされたりとくたびれてしまったRX100にもまだまだ頑張ってもらいます!
+++
おまけ
初代α7の不満点(今更…)
低温に弱い
冬の山でテント泊すれば、毎回これ。
こんな状況で使うと、バッテリがすぐに上がっちゃうだけでなく、誤動作をおこします。
この低温誤動作問題で私はニコンのD800に乗り換えるようになります。
JPEG画質が悪い
α7を買うまで完全にJPEG派だった私でさえ、RAW+JPEGで撮影してました。
<RAW>
<同時保存したJPEG>
補正してないので両方暗すぎる、いまいちなイメージですが、その差は歴然。
RAWをベースに少し手を入れたのがこちら。
a7IIでは改善されていますように…