生まれて初めてIT技術の進歩が日常の快適さを妨げてきた気がしています。
おはようございます。サンギです。
私が購入したケイマン、ナビは純正のまま、オプションのiPodコネクターが付いていますが、今のライトニングではなく、30pin dock connecter です。もはや懐かしい。
純正ナビはbluetooth機能がついていて、今のiPhone Xsとペアリングもうまくいきましたが、どうしてか音がぶつぶつ途切れます。ナビの持病なのか、Bluetooth規格の差が生み出した問題なのかは、私の力では判明できず。
とにかくやりたいのは
- iPhoneの音楽を再生する
- 充電する
- これらを同時にできる様にする
たったこれだけでした。
しかし、その道のりは長く…
最初はこれでなんとかなるだろうと思っていました。Yahooオークションで購入したdock to lightning 変換アダプタです。Apple純正品です。一度新品の安い社外品を買ったら動作しなかったため、純正品の中古を再度購入。
しかし、この方法では音楽は再生できますが、充電ができません。
調べてみると、このナビのコネクターはiPod touchなど、高い電流が必要な機器の充電はできないとのこと。惜しい…
ナビの後ろに刺さってるこのケーブルを新型に変えれば充電できそうな雰囲気でしたが、
実例は探せず、また部品代も四千円程度と割り高。そしてなによりも、コンソールを分解しないといけない。分解するならナビを変えちゃった方が良さそう。そう思いました。
そして思いついたこと。
- Dock > lightningで音楽を飛ばし
- ワイヤレスチャージャーを入れれば!
同時にできるんじゃ?
というわけで、さっそく調達です。
- 極力安く、薄いワイヤレスチャージャ
- 12V > Micro USB変換機
そしてヒューズ電源とその他諸々。別のプロジェクトでも使うため、いろいろ買い揃えました。
まずは電源取り。前オーナーが何か取り付けた後がありました。フューズが少し溶けている…
ボックスを開けてみると、何やらスイッチまで出てきました。おそらくオートライトやフロントフォグ(日本仕様ではフォグとしてはつかない)を実装してたのは?という感じ。とりあえず溶け掛けのフューズ電源を抜いておきます。
自分のフューズ電源に接続したmicro USB変換機。邪魔にならない様、カーペットの後ろに忍ばせました。そして気づく、剥き出しのステアリングラック。かっこいいですね。スポーツカーって感じ。(純正ではカバーついてたりして…汗)
変換機から伸びるUSBケーブルはかなり長く、そのままアームレスト下の収納まで引くことができました。
コンソールは分解せず、フューズボックス>ナビ裏>シフター横の順でケーブルを押し込み、収納の中まで持ってこれました。
余談ですが、高価なレザーインテリアじゃなくても室内全体が毛の長い上質なカーペットで覆われている室内。さすがポルシェです。
ケーブルが収納内部に通りました。もちろん、このあと余分なケーブルを中に押し込み、邪魔にならないように処理しています。
これでやっと、音楽用ラインと電源用ラインが揃いました。
取り急ぎ動作確認。問題なく充電されています。
ワイヤレス充電器を設置した様子。簡易的にクッション材も入れて
意外と楽勝だったな!と思いきや…
このままでは使えないことが判明しました。
この収納はiPhone Xsがぴったり収まるのですが、入れてみると、ワイヤレス充電器の充電スポットに届かない(携帯で覆いかぶせることができない)という事態!
というわけで
旅は続きます。