私にももちろん訪れました。
ポルシェを含むドイツ車の持病、天井の垂れ。
あーあー
もう10年も経っているので仕方ありませんが、購入してたったの3ヶ月。
炎天下で2日くらい外に止めておいたらこの様です。
おそらく、私が気づいてないだけで、試乗してた時も何処か少し垂れていたのでしょう。
修理費用を調べてみたところ
ポルシェセンターだと、新品交換。20万円オーバー
専門店 修復または類似品交換。10万オーバー
一般的な修理 市販品で張り替え、6万程度?
と言ったところでした。
気持ち的にはもちろん新品や、専門店でアルカンターラに張り替えるなど、良い仕上がりにしたいところですが、パパのおもちゃにこんな大金はかけられません。
ネットでDIYの実績をしらべ、下記のページを発見。さっそく真似です。
詳しい分解の手順が乗っていて大変助かりました。ありがたやー
ブラックインテリアはこういう作業が楽そうです。色合いで悩みが少ないですからね。
私が仕入れた生地は同じ「サンドベージュ」でもこんなに違うものでした。
生地の感触も別物です。もちろん新しい生地はとても安っぽいです。
でも、材料を揃えて、いざ、作業開始です!
まずは先輩たちの知恵を拝借し、天井を分解、リヤハッチから取り出しました。
多少強引に引っ張り出し、過程でインテリアに小傷も…泣
ルーフライナーがなくなった天井。想像より綺麗でした。しかし天井の鉄板がこのまま剥き出しでは暑くなるのも当然ですね。
ということで、遮音断熱材を貼り付けました。のり付きで作業生もよく、効果もかなりあると感じます。雨の音が静かになり、晴れた夏の日に涼しいと感じます。
ライナーを剥がしました。「専門店にもちこんで修復した方が良かったのかな…と少し後悔。でももう後戻りはできません!
皆さんは「水を含ませてスクレイパーで綺麗に落とします」とさらりと書いてある、劣化したウレタンを剥がす工程。私にはとてもしんどい作業でした。
だいぶ時間もかかり、完全に剥がすこともできず、これじゃまたすぐに剥がれるかも。と思いつつ、この辺で妥協することに。嫁には「また剥がれたらプロに頼む」と宣言しておきました…
だいぶ水分を含んだので、この状態で24時間ほど乾燥。
生地を買いすぎた疑惑…でも余裕がある方が良いですよね。
3M 99接着剤でセンターから徐々に貼り付けていきます。
3M スプレーのり99 (接着剤) エアゾール式 430ml
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2カ所ほど失敗してシワが出来ちゃいましたが、全体的にはまあまあ悪くありません。
ぱっと見は綺麗な仕上がりです。
綺麗に端を整え、折込部分も接着します。
ルームミラー、サンバイザーを通す穴を開けます。
カッターで十字の穴をあけ、ハサミでチョキチョキしました。
この形のハサミが一番やりやすかったです。
夜の11時に汗を流しながら戻しました。
リヤハッチからはどうしても戻せず、シートを前へと後ろへと動かしながら助手席から入れました。
分解の逆手順でサンバイザー、ルームランプを戻して完了です。
意図せずツートーンインテリアです。笑
使った材料と経費は以下の通り。
3Mスプレー乗り 1,958円*2本=3,916円(実際に使ったのは1.2本くらい)
生地 3,410円*2=6820円
吸音断熱シート 2,297円*2=4,594円
総額 : 15,330円。
仕上がりは私的には70点くらいですが、かかった費用はたったの15,000円程度。
あとは耐久性がどんなものかですが、コスパの面で満足しています!
しばらく乗って、やっぱりこのケイマンをもっともっと長く乗りたい!という気持ちになったら、ダークグレーのアルカンターラでルーフを張替え、ピラーとダッシュボード上部をラッピングするのも良いかもですね。